丸普窯業原料からのお知らせ

【プロジェクト】大平 憩いの杜、お披露目式を開催!

小原のランドマークづくりの第二弾として
「大平憩いの杜 水車公園」を作庭、お披露目式を行いました。

【作庭の経緯】
ここの土地を管理する大平自治区の加藤章さまより水車公園に付随した公園の創出依頼があり、実施に向けて設計、現地調査、打ち合わせ、作庭を経て竣工したもの。

水車公園は、市民団体のチャレンジ大平の皆様を中心に、小原地内で採取された窯業原料を「水車を活用して」粉砕していた歴史があり、その遺構として数年間かけて復元、2024年に竣工したものです。

そしてなんと、今回作庭した「大平 憩いの杜」は、猿投農林高校 環境デザイン科 3年 田井中 咲(たいなか さき)さんは第51回全国造園デザインコンクール」において特別賞「一般社団法人 全国造園建設業協会会長賞」を受賞されました。

https://mountain-materials.stores.jp/news/67cb651d13061f90e0344408

産学官民の連携で竣工した憩いの杜です。

●産(丸普窯業原料:レッドストーン、サバ(美濃白川砂利)、表土の資材提供、柚山庭園さま:資材運搬)
●学(猿投農林高等学校 環境デザイン科:作庭の設計、施工)
●官(豊田市役所さま、小原支所さま、豊田市小原地区わくわく事業補助金の創出)
●民(チャンレジ大平 ※市民団体はじめ地域の皆様)

これらが一体となって竣工した純小原産「石材、表土、四季桜、カエデ」を活用した庭園です。

お披露目会の23日は、豊田市長 太田様、小原支所、猿投農林高校の先生ならびに生徒、市民団体(チャレンジ大平、当団体、報道各社さま)など、20名が参加しました。

●伊藤(発展会):
産学官民が連携して、このような盛大なお披露目会を主催でき本当にうれしく思う。地元で生まれ地元で事業を営みながら、過疎化や商業や工業が縮小していく歯止めを常に考えてきた。通年楽しめる観光名所を創出していくために、地域の連携をさらに推進していく。ともに活動してくださる仲間を募っている。地域にとどまらず広く集まりやすいプロジェクトにし、100のランドマークを創出したい。

●太田市長
若き高校生の造園家たちの情熱による受賞は、地域住民たちの想いが結実した「コラボ」の賜物です。つながることの大切さ、そしてつなげることの可能性を改めて感じた。「完成」とは、決してゴールではなく、サグラダファミリアのように、この場所が世代を超えて愛され、進化し続ける観光資源となることを願っている。地域への愛着を持ち、行動する人々がいるからこそ、地域は活性化していく。

●加藤章さま(チャレンジ大平)
陶磁器の原料採取や石材加工で賑わった大平地区は、災害や需要減など時代の変化とともにその姿を変えてきた。「ふるさと」である山を再生するため、地元住民の手で2019年から散策路の整備を開始してきたが、かつての象徴であった水車を復元し遺構として後世に伝えていく中で、今回の作庭につながった。市民団体と地域住民の間に一体感が生まれ、水車公園の整備へと繋がった。「大平 憩いの杜」の竣工は、地域住民にとって長年の夢が叶った瞬間であり、喜びと感動の声が広がっている。このようなお披露目会の開催をはじめ市長さんまで来ていただき、印象に残る一日となった。また、猿投農林高校の皆様が表彰を受けたこと、私どもの地域であったことも、大変誇りに思う次第です。これからも、一歩一歩進めることが大切であると思う。

●森先生(猿投農林高校)
完成した庭園は、地域の自然素材を活かし、環境に配慮したデザインが特徴。地域住民の憩いの場、生徒の環境教育の場としての活用が期待されている。また、生徒たちは、このプロジェクトを通じて大きく成長した。地域の方々との協力で、素晴らしい庭園を完成させることができ、大変誇りに思う。この庭園が100年続く公園になることを願っています。

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