三代目代表の伊藤大悟です。
真面目に会社を振り返ってみました。
まずはじめに、先日発生いたしました熊本県を中心とする大地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
今なお不安な時間を過ごされている方々の安全と、被災地の一日も早い復旧・復興を深くお祈り申し上げます。
自然の脅威を目の当たりにする中で、自然の資源である「土」や「石」を採掘し、事業を行っている私たち採石場の経営者として、あらためて背筋が伸びる思いです。
自然と向き合う事業者だからこそ、これまで以上に徹底した「より安全な採掘体制の構築」と「崩落や災害を防ぐ防災・地盤管理」に万全を期さなければならないと、その責務の重さを再認識しております。

本日は会社設立記念日という大きな節目を迎えることができました。先日開催いたしました「会社設立50周年記念パーティー」にご出席いただいた皆様をはじめ、日頃より弊社を支えてくださるお客様、取引先の皆様、地域の方々、そして現場で安全を守りながら愚直に原料づくりに向き合ってくれている社員とそのご家族に、心より感謝申し上げます。
そして、両親やご先祖様の存在があるからこそ、私がここに立っているという事に心から感謝をしております。
私自身が弊社に入社したのは2011年のことでした。
入社以来、現場の第一線で厳しい父親(二代目社長)の元で「土」や「原料」と深く関わる中で常に実感してきたのは、私たちが送り出す原料が、皆様の日常にある食器や建築資材、先端産業を支える製品など、実にさまざまな「身近な商品」の一部となって社会を支えているということです。
表に出る機会は少なくても、人々の生活や日本のものづくりを足元から支えているという事実は、私たちにとって大きな誇りであり、大きな責任でもあります。
採石場という現場で自然の恩恵をいただきながら事業を成り立たせてきた私たちは、環境配慮や防災、資源の有限性という難題に誰よりも真摯に向き合わなければなりません。
だからこそ、会社設立50周年記念パーティーにて、私たちがこれからの未来に向けて歩むべき道として掲げさせていただいたのが、「ReGenerating Earth(地球の再生)」という言葉です。

現状の負荷を抑える「サステナブル」にとどまらず、事業活動を通じて、地球環境や地域社会をより豊かな状態へと「再生(Regenerate)」させていくこと。
徹底した安全管理のもとで安全な採掘を行うことはもちろん、採石場跡地の利活用や緑化・山の再生、生態系との共生、循環型素材の開発を通じて、事業を行うほどに地球と地域が安全で豊かになる循環を生み出していく——。
この思想こそが、これからの50年を生き抜き、社会から必要とされる企業であり続けるために「絶対に欠かせない挑戦」であると確信しています。
伝統的な技術と品質を守りながら、安全と環境再生を両立させる道は決して容易ではありません。
ですが、この挑戦から逃げることなく誠実に向き合い続けることこそが、丸普窯業原料の新たな存在価値となります。
「丸普窯業原料の土だからこそ、安心で良いものができる」
「丸普窯業原料となら、地球の未来に貢献できる」
そう言っていただける企業であり続けるために、私たちは現状に満足することなく、安全第一を徹底し、社員一丸となって技術と価値の向上に挑み続けます。次の50年、そしてその先の未来へ向けて、新たな一歩を踏み出してまいります。
今後とも変わらぬご愛顧とご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。






